今展覧会は、かかみがはら未来文化財団の主催で、文化に「ふれる」事業の一環として企画しました。

陶芸家・浅野孝之の企画展を開催します

陶器の割れや欠けなど、一般的には“失敗“とよばれる反応を「作品の表情」と捉えなおしたとき、そこにどれほどの可能性が見いだされるでしょうか。
今企画展では、暮らしの道具ではなくアーティストの表現手法として存在する陶芸作品を展示します。会場は約140年の歴史を持つ地歌舞伎小屋・村国座。天井に張り巡らされた大きな梁が印象的な空間も必見です。
多様な素材による制作に挑戦した２０代を経て、あらためて陶土の魅力に向き合う浅野孝之の柔らかな感性にあふれた作品をどうぞご覧ください。

■作家プロフィール

浅野 孝之
Takayuki Asano

陶芸家
2010年に京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻を修了後、関西を中心に活動。現在は各務原市に拠点を移し、陶芸教室 ちゃわんむしを営みながら陶による制作を続ける。第三回ぎふ美術展工芸部門 ぎふ美術展賞受賞。
@chawanmushi115

■関連イベント

TALK EVENT　
浅野孝之さんによる作品解説会

陶芸をはじめたきっかけや制作プロセスなど、この企画展をさらに楽しめるお話をうかがいます。
日　　時　5月18日(土)　午後2時～
場　　所　村国座
参加方法　予約不要、参加無料

WORKSHOP　
混沌と秩序を楽しむワークショップ
『卓上の景観』

会場内にある誰でも触れる”フリー粘土”で自由に作った造形物を、ひとつの机の上に好きなように配置していきます。
規則正しく並ぶモノもあれば、突拍子もない物体が現れることもあるでしょう。
会期が進むにつれて「卓上の景観」はどのように変化するか？混沌と秩序の風景をお楽しみに！
参加方法　会期中はだれでも自由に体験できます（予約不要、参加無料）

■開催概要

チラシダウンロードはこちら

主催・（公財）かかみがはら未来文化財団
共催・各務原市
後援・各務原市教育委員会