公益財団法人かかみがはら未来文化財団

はぐくむ

【活動報告】R5.7.9 / 第6回かかみの音楽演奏会

2024.02.01

2023年7月9日(日)市内全8中学校吹奏楽部による『第6回かかみの音楽演奏会』を開催しました!

かかみの演奏会は、各務原市内全8中学校の吹奏楽部に発表の場を提供し、経験を通して、生徒の育成や技術の向上に繋げることを目的に、各務原ロータリークラブが主催する青少年育成の取り組みとして開催しています。文化財団においても文化を「はぐくむ」事業として、本市の特色である吹奏楽の活動を支援するため、ロータリークラブの活動に賛同し、共同で運営に関わっています。


オリジナル溢れる発表

かかみの音楽演奏会での各学校の持ち時間は15分間。限られた時間の中で、オリジナリティを発揮できるよう、どのような工夫を凝らすのかが、この演奏会の醍醐味です。

コンクール曲をコンクールさながら真剣な眼差しで演奏する様子、またポップス曲では、最前列に出て客席を巻き込んだ演出を行ったり、新一年生によるダンスがあったり、部員のみんなで話し合って構成を考えた様子が伝わってくる演奏でした。

コンクールではライバル同士ですが、音楽でみんなを楽しませたいという想いは一緒。他校の演奏の時は、発表学校のアクションに返事をしていたり、拍手で一緒に曲を盛り上げたり、音楽で繋がっていく様子を見ることができました。

これからの成長に向けて

今回の演奏会では、名古屋芸術大学非常勤講師でトランペット奏者の松山英司先生に講評いただきました。コンクールシーズンになると、コンクール曲に集中し練習をすることが多い中「この時期にポップス曲を演出も交え演奏できることはすごいこと!」と、中学生の熱演に大変感心してみえました。

また、先生からは「楽器・音楽をずっと続けてください!」とメッセージをいただきました。日頃の練習の中にあるシンプルな疑問「なんでこの音程はあわないの?」「テンポが遅くなっていってしまうの?」など1つずつに興味を持ち、クリアしていくことで上達に繋がっていくそうです。その積み重ねが理想の演奏に繋がっていくんですね。

楽器を演奏したり音楽ができることは、当たり前のようで恵まれた環境でもあります。日頃の練習の中で行き詰まる時もあるかもしれませんが、その先にみえる世界のために、日々の練習や活動を頑張って続けていってほしいと思います。

今年のコンクールの結果は…

今年の岐阜県吹奏楽コンクール 中学生B編成の部において、各務原市立那加中学校・緑陽中学校が、県を代表し、東海大会に出場しました。同部門に各務原市から2校出場することは初めての快挙です!!おめでとうございます!!

また、那加中学校は、東海大会で金賞を受賞、中部日本吹奏楽コンクール 中学生小編成の部においても県代表として、本大会に出場しました。皆様の今後ますますのご活躍を期待しています!!